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RUNG HYANG "「バズ」を目標にしない、自分が幸せだと思える一曲をどうやって作るか"
こんな人におすすめ
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「I-DEFY」( = I-D [Independent] + DEFY [権力になびかない])では、インディペンデントなバックグラウンドを持つゲストを毎回迎え「今の時代のインディペンデントとは?」をテーマに、MCの武田俊(編集者/メディアリサーチャー)とトークを展開。トークを通じて今の時代にアップデートしたアーティスト活動を行うための幅広い知見や気づきをシェアします。この回ではRUNG HYANGさんをゲストに迎えてお届けします。

 

RUNG HYANG プロフィール

福岡県・筑豊⽣まれの在⽇コリアン3世。 卒園ソングをテーマにした「さくらびより」がYouTubeで話題を呼び2012年 にメジャーデビュー、情報番組や⾳楽番組に多数出演。 ⾃⾝の活動のみならず多くのプロデュースも⼿掛け、eill、瑛⼈、YAMORI、 松本千夏など話題のアーティストを輩出する「ルンヒャンゼミ」が各⽅⾯で 注⽬を集めTVでも特集が組まれるほど。 SIRUP、韻シスト、向井太⼀、Claquepotといった⾳楽シーン重要⼈物とのフィーチャリング楽曲も次々と発表し話題。 誰かの⽣活を覗き⾒しているようなリアルなリリックと、Jazz、Hip Hop、Soul、フォークと様々なジャンルを取り⼊れた「雑⾷」スタイルで進化を続 けるシンガー “ソウル” ライター。 パーソナリティーを務めるBlock fm『恋と⾳楽のマッチングサプリ』(通称:ラブサプ)第⼆第四⽕曜⽇ 23:00-24:00 ⽣放送。 番組内ではリスナーの無茶振りに応える「お題セッション」や、お悩みに応える即興アンサーサプリソングが話題。 2022年より⼤阪⾳楽⼤学特任教授就任。⾳楽イベント『TOKYO CHILL CITY』キュレーター。

 

曲も活動も、ストーリーを大切に

シンガーソングライターのRUNG HYANGさんは、メジャーデビューを果たした後にインディペンデントに戻り、独自の音楽活動を展開しています。契約形態や音楽に対する考え方の変化が、インディペンデントに戻る決断の背景にありました。YouTubeでの初期のバズが大きな転機となり、多くの問い合わせがメジャーデビューの契機となったのです。また、インディペンデントアーティストにとって、他のアーティストとのコラボレーションは重要であり、ストーリーを共有することが成功の鍵と語ります。RUNG HYANGさんは、現代のインディペンデントアーティストとリスナーの関係を、リアルタイムでの需要に応えるUber Eatsに例え、その活動を続けています。

 

瑛人やeillらを輩出した“ルンヒャンゼミ”の教えとは

RUNG HYANGさんが指導する「ルンヒャンゼミ」は、瑛人さんやeillさんなど多くのアーティストを輩出している注目の音楽教育プログラムです。大阪音楽大学で特任教授を務めるRUNG HYANGさんは、オンライン授業も立ち上げました。10年前、音楽だけで生活するのが難しくなったことから、先輩の勧めでシンガーソングライティングを教え始めたのがきっかけです。授業内容は作詞・作曲やステージパフォーマンスなど多岐にわたり、実践的な経験を重視しています。生徒と対等な立場で学び合うスタイルを取り、リハーサルやサウンドチェックを通じて現場のリアルな学びを提供。生徒同士の交流や競争、そして講師との密な関係を大切にし、創造的な交流を促進しています。

 

「バズリを目標にしない」自分が幸せだと思える一曲をどうやって作るか

RUNG HYANGさんが強調するのは、ギター1本でどんな状況でもロックできる力の重要性。これは音楽の真髄を捉え、自身のパフォーマンスを最大限に発揮するためです。受講生には「鳥」をテーマにした曲作りの課題が与えられ、鳥の生態や特性を徹底的に調べることで個性を引き出します。コロナ禍でライブができなかった学生たちには、ライブに匹敵する緊張感のあるシチュエーションを提供し、自分の楽曲を披露する経験を重視しています。インディペンデントの精神も重要視し、バズリを目指すのではなく、自分が幸せだと思える一曲を作ることの大切さを説きます。さらに、受講生が自分たちの力で楽曲をリリースし、LINEミュージックのランキングで急上昇した成功体験も語られています。

 

About I-DEFY

「I-DEFY」の背景

「インディペンデントなアーティストが地上波に出演し、チャートのトップにもなる現在。 DX、個人の発信力の高まりにともない、大きな資本に所属せずともサスティナブルなアーティスト活動が可能な時代が到来しました。 メジャーとインディペンデントの垣根はある意味なくなっています。 しかし、ドラスティックな変化でもあるため、アーティスト自身が、独力、インディペンデントなスタンス、DIYで今の時代にあわせて無理なく活動するロールモデル、知見は世の中にまだ多くはありません。 そんな状況の中、I-DEFYではインディペンデントなバックグラウンドを持つゲストとともに『今の時代のインディペンデントとは?』をテーマにトークし、アーティスト/クリエイター/リスナーへ新たな知見をシェアしていければと考えています」

 

 I-DEFY Credit

Produce : TuneCore Japan
MC:武田俊(Media Researcher / Editor)
ロゴクリエイティブ : STUDIO TOKOYO(koh、たかくらかずき)
Intro : 「All for Independence (Type-B)」(Composer / ES-PLANT)

 

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