この記事を読むと...
- 「Amazon Music for Artistsとは何?」がわかる!
- Amazon Music for Artistsの登録方法がわかる!
- Amazon Music for Artistsの機能とそれらの活用方法がわかる!
- Amazon Musicにて自分の楽曲が正しく紐づいていない時の対処方法がわかる!
Amazon Music for Artists とは?
Amazon Music for Artistsとは、Amazon Music / Amazon Music Unlimitedが提供するアーティスト向けのデータ管理ツールであるのと同時に、楽曲やリスナーについての分析を行うためのデータも取得できます。
図で表すと関係性は上記の通りで、ディストリビューターとは直接繋がっていません。
ディストリビューターには"配信ストアへのリリース納品"という役割がありますが、"アーティスト自体の詳細な情報を配信ストアへ反映させる"という機能は持ち合わせていません。
言い換えると、Amazon Music for Artistsを登録しないとできないことが沢山あるのです。
「Amazon Musicに配信して終わり!」ではなく、Amazon Music for Artistsに登録することによって様々なメリットがあるので、まだ登録していないアーティストの方は、この機会に利用開始されることをぜひぜひおすすめします。
Amazon Music for Artists を活用すると...
- Amazon Musicの公式プレイリストにピッチできる🔥
- Amazon Music のアーティスト画像が設定できる🔥
- 楽曲ごとの再生数やリスナー数が毎日わかる
- リスナーの所在地や年齢からライブ等にデータを活用できる
- TuneCore Japan から配信するアーティストは利用開始がスムーズ(ファストアクセスに対応)
- 複数人でアーティストページを管理できる
▼TuneCore Japanでリリース配信する
Amazon Music for Artistsの登録方法
Amazon Music for Artistsの登録方法は以下ご参照ください。
💡 Amazon Music for Aritstsに申請を行う場合、申請前に該当アーティストのリリースが正しいアーティストページに紐づいていることをご確認ください。
正しく紐づいていない場合はこちらをご確認ください。
なお、ご登録はAmazon Musicで楽曲を配信し、アーティストページが作られていることが前提となります。
ファストパスでの申請方法
TuneCore Japan から配信するアーティストは、Amazon Music for Artists側の審査が短縮される場合があります。
※国内のディストリビューターでは、TuneCore Japanのみ対応
ファストパスでの申請手順(3ステップ)
- アーティスト検索後にディストリビューターが表示されるのでTuneCore Japanの右側にある"+ Add"をクリック。
- TuneCore Japanのログイン画面へと遷移するのでログイン。
- ログインが完了するとメッセージが表示されるので"承認する"をクリック。
▼TuneCore Japanでリリース配信する
Amazon Music for Artistsの機能紹介
Amazon Music for Artistsにも、他のfor Artistsと同様に様々な機能がありますが、
特に注目すべき機能を3つ紹介していきます。
- レポート -> Alexa
- アーティストツール ->プロフィールとツール
- アーティストツール -> ニューリリース
レポート -> Alexa
Amazon Music for Artistsでは、他のfor Artistsと同様に下記のようなデータを把握することができます。
・楽曲とアルバムの再生数
・エディトリアルプレイリストやステーション内での再生数
・リスナー数の国別内訳 / Fans & Superfans
その中でもAmazon Musicオンリーなデータといえば...「Alexaでの再生数(Voice)」であり、Voice(音声)によるリクエスト数とその内訳を確認することができます。
※データは、楽曲が配信されている全地域のAmazon Music UnlimitedとPrime Musicを合わせたもの
Alexaのレポートで表示されるAmazon Music for Artists独自の指標「日次音声インデックス(Voice Index)」では、Alexaのエンゲージメントと同規模のオーディエンスを持つアーティストと比較し、Alexaで楽曲をリクエストされているオンタイムな動きを、"非常に少ない(Cool)"、"少ない(Warm)"、"多い(Hot)"、"非常に多い(On Fire)"でランク付けします。
また、Alexaに対して「アーティスト名でリクエストしたのか?」「曲のタイトルでリクエストしたのか?」「歌詞でリクエストしたのか?」などの数も確認することができるので、「アーティスト名でその楽曲が認知されているのか?」「アーティスト名ではなく主に歌詞が認知されているのか?」等を知ることができるかもしれません。
アーティストツール -> プロフィールとツール
「プロフィールとツール」では、Amazon Musicのアーティスト画像やヘッダー画像を編集・反映ができます。
💡TuneCore Japanにアップロードしたアーティスト画像は、Amazon Musicのみならず全ての配信ストアと連動していないため、Amazon Music for Artistsにてアーティスト画像を反映させる必要が有ります。
【iOS/AndroidでAmazon Music for Artistsにアクセスする場合】
- ログイン後、画面下部にある人の形をしたマークをタップ
- アーティスト画像とヘッダーを編集できるボタンが表示されるので、編集したい項目をタップ
【WebからAmazon Music for Artistsにアクセスする場合】
- ログイン後、画面左にある人「プロフィールとツール」をクリック
2. アーティスト画像とヘッダーを編集できるボタンが表示されるので、編集したい項目をタップ
Amazon Music for Artistsのアーティスト画像についての最新のガイドラインは下記をチェック!
アーティストツール -> ニューリリース
「ニューリリース」ではアーティスト活動にとって超重要なピッチ・サブミットができます。
現状、公式プレイリストへアーティスト自身がピッチ・サブミットできるのは、SpotifyとAmazon Musicのみなので、ぜひ利用して露出を最大限に高めるチャンスを狙いに行きましょう。
ピッチ方法については下記をご覧ください。
※ディストリビューターでの配信審査が承認されてから大体1日〜2日でピッチ・サブミットができるようになります。
アーティストとリリースが正しく紐づいていない場合は?
類似しているアーティストが存在する場合、リリースが混在してしまう場合がありますが、
その場合はご自身で対処することが可能です。
※表示上の問題なので収益は問題なく還元されます。
ケース例
- 異なるアーティストのページに自分の作品が表示されている
- 自分のアーティストページに他のアーティストの作品が表示されている
Amazon Music for Artistsで問題を報告する方法
- Amazon Music for Artists へアクセスします。「日本」を選択し「今すぐ始める」をクリックします。Amazon Music for Artistsのアカウントがない場合は、アカウントを作成しログインします
- ユーザー設定から、ヘルプにある「問題を報告」を選択します
- 報告項目を選択し、案内にしたがって情報を入力します。
下記の二つの項目において問題を報告できます。
・自分の作品が別のアーティストのプロフィールに含まれている場合
・自分のアーティストのプロフィールに正しくないコンテンツが含まれている場合
入力例:自分の作品が別のアーティストのプロフィールに含まれている場合(コンテンツは楽曲またはアルバムタイトル、共有リンク、ASINで検索できます) - リクエストを提出します。提出完了後は、修正反映までしばらくお待ちください。なお、混雑状況により数ヶ月ほどかかる場合がございます。
その他の問題に関してもFAQ一覧でご確認いただけます。